親や家族とのお金の問題は、誰にも相談しづらく、
「どこに行けばいいのか分からない」まま時間だけが過ぎがちです。
弁護士に行くのは大げさな気がする。
自治体?支援機関?そもそも何を話せばいいのか分からない。
この記事では、家族間の金銭トラブル(親子ローンなど)に悩んだとき、
状況別に合う相談先を整理します。
解決を急がなくて構いません。
まずは「判断材料を集める」ための地図として読んでください。
相談先を間違えると、かえって苦しくなる理由
家族のお金問題は、
・法律の問題
・家族関係の問題
・生活・仕事の問題
が絡み合っています。
そのため、相談先の役割を知らずに行くと、
「それはうちの担当ではありません」
「家族で話し合ってください」
と言われ、余計に孤立感を強めてしまうことがあります。
大切なのは、
「今の自分の状況」に合った窓口を選ぶことです。
【全体整理】まずは自治体の無料相談
こんな人に向いています
・何が問題なのか自分でも整理できていない
・法律・生活・家族関係が絡んでいる
・いきなり専門家に行くのが不安
相談できる内容
・家族間の金銭トラブル
・親子ローン
・同居・別居の悩み
・生活不安全般
自治体の「市民相談」「くらしの相談」「法律相談」は、
話を聞きながら、適切な相談先へ振り分けてくれる役割があります。
最初の一歩として、とても使いやすい窓口です。
【法的視点】法テラスで確認できること
法テラスは「戦う場所」ではありません
法テラス(日本司法支援センター)は、
法的にどんな選択肢があるのかを知るための場所です。
相談できること
・親子ローンの名義・責任の考え方
・自分に支払い義務があるのか
・今後取りうる選択肢
「訴えるかどうか」を決める必要はありません。
知識を持つだけで、気持ちが落ち着くことも多いです。
【心の安全】家族問題系の相談窓口
こんな状況なら検討してください
・話し合いが成立しない
・責任転嫁や精神的圧力が続く
・強い不安や孤立感がある
家族問題の相談窓口は、
解決よりも「支え続けること」を目的としています。
否定せず話を聞いてもらえることで、
「自分がおかしいのではないか」という感覚から距離を取れます。
・家庭相談室
・家族相談支援センター
・女性相談支援センター
・男女共同参画センターの相談窓口
・市町村の家庭児童相談室(※大人の家族問題も対応する場合あり)
※名称は自治体で異なりますが、
「家族」「家庭」「女性」「くらし」という言葉が目印です。
【生活面】お金・仕事・将来が不安なとき
生活困窮者自立支援制度(自治体)
・家計相談
・就労支援
・利用できる公的制度の案内
・「まだ生活が破綻していないから行けない」
ということはありません。
早めに相談するほど、選択肢は多く残ります。
自治体ごとに名称は少し違いますが、だいたい次のどれかです。
よくある窓口名
・生活困窮者自立相談支援窓口
・自立相談支援機関
・くらし・しごと相談支援センター
・生活相談支援センター
自立支援センター(生活困窮者向け)
👉 これらはすべて
**生活困窮者自立支援制度の「実施窓口」**です。
相談前にやっておくと楽になること
相談は、準備が完璧でなくて構いません。
ただ、簡単なメモがあると話がスムーズです。
👉 支援機関に相談する前にまとめておくメモ(内部リンク)
箇条書きで十分です。
「整理できていない」こと自体が、相談理由になります。
どこから行けばいいかわからない人へ
迷っている場合は、この順番がおすすめです。
①自治体の無料相談(全体整理)
②法テラス(法的な立場の確認)
③家族問題系相談(精神的な支え)
解決を出さなくていい。
今は「整理して判断できる状態」を作ることが目的です。

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