【親子ローン体験談】サインのあとに始まった、違和感の正体

何事もなかったように進む日常

書類にサインをしてから、
生活はすぐに大きく変わったわけではありませんでした。

家を買う話は進んでいましたが、
父親から詳しい説明があるわけでもなく、
僕もそれ以上、深く聞くことはありませんでした。

「もう決まったことだから」
そんな空気だけが、
家の中に流れていたように思います。

知らされないままの立場

この頃の僕は、
自分がどの立場でローンを組んだのか、
正確には理解していませんでした。

主債務者なのか、
連帯保証人なのか、
将来どんな責任が残るのか。

それを確認する機会も、
確認しようとする気力も、
ありませんでした。

父親は何も言わず、
僕も何も聞かない。

それで物事が進んでいくことに、
どこか慣れてしまっていたのだと思います。

知らされないままの立場

この頃の僕は、
自分がどの立場でローンを組んだのか、
正確には理解していませんでした。

主債務者なのか、
連帯保証人なのか、
将来どんな責任が残るのか。

それを確認する機会も、
確認しようとする気力も、
ありませんでした。

父親は何も言わず、
僕も何も聞かない。

それで物事が進んでいくことに、
どこか慣れてしまっていたのだと思います。

「大丈夫」という言葉の効力

今振り返ると、
父親の「大丈夫だよ」という言葉は、
説明ではなく、
思考を止めるための言葉だったように思います。

質問しても、
考えようとしても、
その一言で話が終わってしまう。

僕自身も、
それ以上踏み込まなくて済むように、
無意識にその言葉に頼っていました。

少しずつ生まれる違和感

ただ、時間が経つにつれて、
小さな違和感は確実に積み重なっていきました。

・家の名義の話をはぐらかされる
・ローンの詳細を聞くと話題を変えられる
・お金の話になると空気が重くなる

はっきり「おかしい」と言えるほどではない。
でも、
「何かが噛み合っていない」
そんな感覚だけが残りました。

気づいた時には戻れない

この頃の僕は、
まだこう思っていました。

「もう後戻りはできない」
「今さら聞いても仕方ない」
「父が大丈夫と言ったから信じる」

でも本当は、
この段階でも
立ち止まることはできました。

ただ、
立ち止まるという選択肢を、
自分で消してしまっていただけでした。

後になって分かること

この73話の時点では、
まだ決定的なトラブルは起きていません。

でも、
問題が起きなかったから大丈夫だった、
というわけではありません。

問題が見えない形で進んでいただけ
だったのだと、
今なら分かります。

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