【第7話】新人時代に人間関係で孤立した話。どう立て直したのか?

新人時代の僕は、今思えば かなり生意気な新人 でした。

先輩のアドバイスも素直に聞けず、
昼休みは1人で過ごし、周りと距離を置いていました。

当然、人間関係はうまくいきません。
自分で自分の首を絞めていたと思います。

■ 引き継ぎなしで突然の「担当よろしく」

そんな中、ある日いきなり仕事を振られました。

・引き継ぎなし

・同行なし

・住所録だけ渡される

「頑張って」と言われても、何を頑張ればいいか分からない(笑)

今思えばかなり無茶ですが、当時の僕は
「会社ってこんなもんか」と思い、とにかく動き始めました。

■ わからないなら“動く”しかなかった

知識も経験もゼロだったので、
自分にできたのは 足で覚えること だけ。

・社内の週報等で情報を集める

・とりあえず訪問する

・相談されたことは全部メモする

・次の訪問で必ず返す

・電話の質問は必ず調べて折り返す

必死でしたが、これを続けたことで
少しずつ“自分の仕事の形”が見えてきました。

■ 孤立が仕事にも悪影響だと気づく

ある日、ふと気づきました。

「俺、完全に孤立してない?」
「このままじゃ仕事が回らないかも…」

そこで初めて、これまでの態度を後悔しました。

とはいえ、急に話しかけるのは怖い。
嫌われていたらどうしよう、と考えすぎて声が出ませんでした。

■ 一歩踏み出したら、環境は変わった

勇気を出し、仕事の相談を口実に先輩へ声をかけました。
すると拍子抜けするほど普通に話せたんです。

そこから少しずつ行動を変えました。

昼休みに一緒に食べる

アドバイスを素直に聞く

困ったら相談する

たったこれだけで、職場の空気はガラッと変わりました。

新人の頃の失敗って、後から振り返ると本当に大事な経験です。

■ この経験から学んだ5つのこと
1. 人間関係は「自分から歩み寄る」と動き始める

昼休みなどの小さな場面が意外と大事。

2. 分からない仕事は“足で動く”のが最速

経験ゼロなら、とりあえず訪問 → メモ →改善の流れが強い。

3. 質問には後回しせず確実に返す

信頼は小さな積み重ね。

4. 引き継ぎゼロでも工夫すれば前に進める

メモと行動があれば立て直せる。

5. 環境が変わらないなら、まず自分の態度を変える

変化は必ず誰かが見てくれている。

■ まとめ

新人時代の僕は、自分から孤立しにいっていました。
でも、たった一歩の勇気で人間関係も仕事も大きく変わりました。

環境は“自分の行動”でいくらでも変えられる。

あの失敗があったからこそ、今の働き方があると感じています。

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