新人時代の僕は、今思えば かなり生意気な新人 でした。
先輩のアドバイスも素直に聞けず、
昼休みは1人で過ごし、周りと距離を置いていました。
当然、人間関係はうまくいきません。
自分で自分の首を絞めていたと思います。
■ 引き継ぎなしで突然の「担当よろしく」
そんな中、ある日いきなり仕事を振られました。
・引き継ぎなし
・同行なし
・住所録だけ渡される
「頑張って」と言われても、何を頑張ればいいか分からない(笑)
今思えばかなり無茶ですが、当時の僕は
「会社ってこんなもんか」と思い、とにかく動き始めました。
■ わからないなら“動く”しかなかった
知識も経験もゼロだったので、
自分にできたのは 足で覚えること だけ。
・社内の週報等で情報を集める
・とりあえず訪問する
・相談されたことは全部メモする
・次の訪問で必ず返す
・電話の質問は必ず調べて折り返す
必死でしたが、これを続けたことで
少しずつ“自分の仕事の形”が見えてきました。
■ 孤立が仕事にも悪影響だと気づく
ある日、ふと気づきました。
「俺、完全に孤立してない?」
「このままじゃ仕事が回らないかも…」
そこで初めて、これまでの態度を後悔しました。
とはいえ、急に話しかけるのは怖い。
嫌われていたらどうしよう、と考えすぎて声が出ませんでした。
■ 一歩踏み出したら、環境は変わった
勇気を出し、仕事の相談を口実に先輩へ声をかけました。
すると拍子抜けするほど普通に話せたんです。
そこから少しずつ行動を変えました。
昼休みに一緒に食べる
アドバイスを素直に聞く
困ったら相談する
たったこれだけで、職場の空気はガラッと変わりました。
新人の頃の失敗って、後から振り返ると本当に大事な経験です。
■ この経験から学んだ5つのこと
1. 人間関係は「自分から歩み寄る」と動き始める
昼休みなどの小さな場面が意外と大事。
2. 分からない仕事は“足で動く”のが最速
経験ゼロなら、とりあえず訪問 → メモ →改善の流れが強い。
3. 質問には後回しせず確実に返す
信頼は小さな積み重ね。
4. 引き継ぎゼロでも工夫すれば前に進める
メモと行動があれば立て直せる。
5. 環境が変わらないなら、まず自分の態度を変える
変化は必ず誰かが見てくれている。
■ まとめ
新人時代の僕は、自分から孤立しにいっていました。
でも、たった一歩の勇気で人間関係も仕事も大きく変わりました。
環境は“自分の行動”でいくらでも変えられる。
あの失敗があったからこそ、今の働き方があると感じています。

コメント